お茶の種類
お茶の種類はいろいろありますが、元は同じツバキ科の植物の葉です。 加工方法で大別すると緑茶・烏龍茶・紅茶の三種類になります 『緑茶』は最初に水蒸気で蒸す事によって、発酵を止めるのでビタミン類がたくさん含まれています。 『ウーロン茶』や『紅茶』はお茶葉を発酵させるので、香りや味に特徴があります。
煎茶(せんちゃ)
もともとは茶葉を煎出して飲む茶という意味からこの名前が付けられたといわれています。 煎茶は生葉を蒸す、揉む(よりをかける)、乾燥という過程を経てつくられます。 日本茶生産量の約8割を占め、最も一般的なお茶として親しまれています。 太陽の光をたっぷりと受けた露天茶園から作られるために、カフェインやタンニンの含有率が高く、 特にビタミンCは豊富で、その他のビタミン類もバランスよく含まれています
玉露(ぎょくろ)
玉露は直射日光を遮った畑で育てられます。 新芽が出ると間もなく葦簀(よしず/葦を編んで作るすだれ)で畑全体を覆い、その上にワラをまきます。 覆うことによって光合成の働きを押さえられるため、葉の中のビタミンばかりでなく 根から吸収された養分までも豊富に含んでいます。 とくにうまみの素となるアミノ酸の含有量は高く、逆に渋みの素となるタンニンなどが少ないため、 まろやかな味わいとなるのです。
抹茶
抹茶は玉露と同じように直射日光をさえぎって育てられます。 摘んだ葉を蒸し上げ、玉露や煎茶のように揉まずに乾燥させます。 その上で、茎や葉脈を取り除き葉肉の部分だけを選り分けたものを「碾茶(てんちゃ)」といいます。 抹茶はその碾茶を石臼を使って挽いたものです。 葉そのものを飲む抹茶は香りも味わいも格段に深く、お茶に含まれる健康な成分も無駄なく口にすることが出来ます。
番茶
基本的に製法は煎茶と同様です。 茶の木の下部の大きく硬めの葉を原料とするのが中心です
ほうじ茶
主に番茶を強火でほうじ、香ばしさを出したものです。 日本人の嗜好に良く合い、口中を さっぱりさせる効果があるため、食後のお茶としても好まれています。 また、カフェインやタンニンなどの刺激物が少ないので、病中/病後、 お子様の飲料としても安心です。
雁が音 (かりがね)
玉露や煎茶の製造工程で茎や葉脈などを選別したもので、茎茶や棒茶とも呼ばれます。 雁が音」の名は渡り鳥の雁が海上で体を休めるために止まる、浮かぶ小枝に茎の姿形が似ていることに由来すると言われています。
粉茶(こなちゃ)
煎茶や玉露の製造工程で、ふるいによって選ばれた粉だけを集めたものです。
( 茶葉の一番おいしい部分は製造する時点で粉になります) お寿司の後の「あがり」としてお馴染みです。
